TOPICS〜変動型金利を組む時のアドバイス

現在では最低水準の金利のため、住宅ローンも変動型金利で組まれる方が多いと思います。 不動産会社も毎月の返済を安く見せるために変動型金利をすすめると思いますが、その際の アドバイスをしておきます。

「変動型金利」を組む場合は

ここ数年の住宅ローンは最低水準の金利ですので、借りる側にとってはローンを組みやすいと言えるでしょう。住宅販売会社も「毎月の家賃なみでローンが組める。」と販売を謳っています。確かに変動金利の最低水準は0.875%と非常にお得感がありますが、その金利の安さだけに飛びつくと後で失敗しかねません。例えば3000万円の住宅ローンを35年で組むとします。                            そこで@変動金利0.875%、A10年固定1.2%B35年固定2.3%と3種類のローンが提示されたとします。さてあなたはどのタイプを選択しますか。                                       毎月の返済額はそれぞれ@82,949円、A87,511円、B104,060円となります。                しばらく金利が上昇しないと考えるなら@を選ぶでしょうし、金利がまもなく上昇すると考えるならBを選ぶかもしれません。ただ@の変動型金利を選択した場合でも、返済計画はBで見込んでください。家計上はBを返済しているものと考え実際の返済額@との差額21000円を貯蓄していきます。将来金利は上昇するので、変動金利は返済額がアップするリスクがあります。それを回避するのが繰上返済なのです。  繰上返済の原資を確実に蓄えてこその変動金利選択なのです。繰上返済により元本を減らしておけば金利が上昇したとしても返済額はそんなにはアップしません。出来るだけ早く元本を減らすことが変動金利選択の掟とお考えください。「変動金利しか払えないから」とか「変動金利しか金融機関の審査が通らないから」とかの理由で決して変動金利を選択しないでください。
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