がん保険をFPが分かり易く解説します
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保険とは難しくわかりにくいと思われがちですが、実は非常にシンプルでわかりやすいものです。
長年保険に携わってきたFPが中立・公正な立場からの目線でわかりやすく解説します。
このブログで保険を理解していただき皆さんの加入している保険が少しでも良いものになるようにお役にたてればと思います。
がん保険について
がん保険には皆様大半の方が加入されていると思いますが、どのようなタイプにご加入されていますか?私は保険関係の仕事に長い間携わってきて、何百件というお客さんの加入保険証券を見てきました。今までの経験から知識としてお伝え出来ることを書いていきたいと思います。
一般的ながん保険は「入院給付金」と「診断給付金」とその他の特約から成り立っています。「入院給付金」とはがんと診断されて、治療の為に入院を開始した時点から給付対象となります。またがん治療の為に手術を受ければ指定倍率の「手術給付金」も受け取れます。「診断給付金」とはがんと診断された時点で受け取れます。治療費の前払いという意味合いがあり、非常に有難い給付金です。
近年のがん保険は一昔前と比較して急激に進化しております。生命保険というのは、年齢とともに保険料が必ず上がっていきます。当たり前ですが、同じ男性で同じ内容のがん保険に加入するのであれば、30歳の方より40歳の方の方が、保険料が高いです。しかし一方で医療の進歩という部分もあり、がん治療もかなり進歩して新しい治療方法も開発され、治る率や治療日数も短縮化されております。そのデータを保険会社が保険料率という形で反映させて、結果として保険料が安くなるという傾向があります。要するに最近のがん保険は安くなっているということです。
昔加入したがん保険の加入年齢と保険料、今の年齢で加入し直した時の保険料を比べてみてください。ひょっとしたら年齢が上がっているのに保険料が下がっているとうケースもありますので、定期的に確認することは必要です。