TOPICS〜変動型金利住宅ローン

今の低金利を反映して住宅ローンを組まれる方は「変動型金利」を選ばれる方が多いです。しかし目先のローンの 安さだけで飛びつくと将来金利上昇局面になった時家計が破たんすることも考えられますので、しっかり仕組みを解説したいと思います。

「変動型金利住宅ローン」について

「変動型金利の住宅ローンとはその名のとおり金利が変動なのでしょっちゅう見直されます。 しかし毎月金利が変わってローンの支払額が変わると借入している方も困るので、金利は年2回半年ごとに見直されます。もちろん市場金利を反映しますので景気が回復していなければここ何年も同じということも あります。だから金融機関からは半年ごとに「返済予定表」なるものが届きます。今後6か月間の返済元本、金利、残債などが記載されているのですが、これを必ずチェックしてください。金利が変更に なるなら金利をしっかり見ておかないと気付かないからです。「変動型金利」は半年ごとに金利が見直されても、毎月の支払額は5年間は変わりません。利息と元本の内訳が変わるだけだからうっかり金利が 変わっているのに気付かないということもあるのです。
例えば残債2500万円、残期間25年で金利1.0%の場合
毎月返済額  元本     利息     残債
94,218     73,385    20,833    24,940,423
となっていたのが、翌月金利が1.15%になったとすると
毎月返済額  元本     利息     残債
94,218     70,330    23,888    24,856,285
という風に元本と利息の内訳が変わるので一見はわかりません。しかし今後は金利は上昇していくので利息がどんどん大きくなると 元本の返済が進まなくなるので、繰上返済などの手当てを早めに考える必要が出てきます。「変動型金利」の人は金利が変わるという前提で ローンを組まれているということを忘れず、金利には充分注意しておいてください。
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